大塚製靴 革靴

雨と大塚製靴 M5-104

1月の前回の記事を書いたすぐ後のことですが、

M5-104を履いて出社したところ、帰りに雨に降られました。

帰り道に濡れたM5-104

天気予報をちゃんと見ていなかったんですね。

大慌てでかえりましたが、帰った時にはご覧の有様。

M5-104

かなりショックでした。

天気予報をきちんと見ておらず、

また、大きく開く折りたたみ傘を入れていなかった自分を恨むばかりでした。

革靴ラバーの皆様ならこの後どうするかおわかりでしょう。

特にこんな泡沫ブログに来る人なんて、

多分きっとMaybe「大塚製靴 M5-104」「大塚製靴 サイドゴアブーツ」で

検索して来たマニアック靴好きな人ばかりです。

なので詳細は省きますが、とりあえず馬毛ブラシで砂や砂利を払って、

アッパーを濡らしたタオルで軽くふきます。

それからキッチンペーパーで水気を吸収。

ブーツの中にもキッチンペーパーを詰め込み、

成型しながら水気をとっていきます。

成形中のM5-104

純正のシューキーパーもありますが、

あれは吸水性がよくなく通気性が悪いのと、

サイズがかなりギチギチになるよう作られているため、

無理に入れようとすると濡れたライニングが摩擦で痛む可能性あります。

そのため、純正のキーパーはある程度乾燥がすすんだら入れることにします。

余談ですが、木型から作られているキーパーなので

型崩れ防止には確かにいいのですが、

個人的に思うことは、

どのみち履いていたら足に沿って型崩れするものだし、

保管・ディスプレイ時に整えられればいいかなーというのが

キーパーに対するスタンスです。

だから普通に履いた後も、

基本的に一日はライニングの乾燥のためにキーパーは入れていません。

どの靴も同じです。

履いた後は、木炭の乾燥材(ダイソー)を放り込んでブラッシングして放置です。

で、翌日にキーパーを入れてます。

特にM-5シリーズは前述の通りギチギチなので、

湿っている状態だとそもそもキーパーが入りきらないため、

先に乾燥させる必要があるというのもあります。

話を戻します。

ソールを見ると、水を吸って柔らかくなったソールに

小石が食い込んでしまっています。

いつもこの小石たちをどうやってとればいいのだろうと思案するのですが、

今回はこれを使ってちまちまと取り除いてみました。

M5-104とばね棒外し

どの家庭にも1本は常備されているであろう、

腕時計のバンド交換のための【ばね棒外し】。

こちらは昨年の夏に泥酔してダッシュして転んだ拍子に

ぶっこわれたセイコーのバンドを外そうとして、

ぽっきりといったばね棒外しです。

さきっちょを交換すればいいのですが、

さきっちょだけ買ってもコスト的にペイしないのでもう1本買った結果、

出番がなくなってしまった哀しきばね棒外し。

これでソールに食い込んだ小石たちをほじほじ。

一気に取れるわけではないので地道な作業にはなりますが、

確実にほじれるので意外といいかもしれません。

その後だいたい2日くらい

暖房が効いた部屋に置いておくと(その期間は在宅勤務でずっと家にいました)

全体が乾いてきたので、満を持してキーパーをIN。

帰ってすぐに濡れたタオルでアッパーの汚れをふき取っていたおかげか、

クリームのムラや潮吹きはほとんど見られない状態でした。

ここでムラができていたり吟浮きでもしていたら、

もう一回表面を濡らして整えようと思っていましたが

恐れていた事態にはならなかったので、このままお手入れを続行。

M5-104に純正キーパーを入れる

まずはソールのお手入れ。

レザーソールなので地面からめっちゃ水を吸い込むし、

なんなら水と一緒に汚れも吸い込んでいる。

汚れはあんまり気にしてはいけない気もしなくもないですが…

なのでソールを濡らしたタオルで雑に拭いた後は

ブートブラックのレザーソールコンディショナーをぶち込みます。

通常のお手入れとは異なり、吸い込んだらもう1回重ね塗り。

かっさ棒で表面を整えたらソールは終了です。

次にアッパーのお手入れですが、

ブートブラックのツーフェイスプラスローションで

軽く全体に残っているであろうクリームを除去し、

デリケートクリームを入れつつコンディションを確認。

デリクリが馴染んできたらタピールのレーダーオイルで油分補給。

レーダーオイルの浸透を待って、モゥブレイのクリームナチュラーレ ニュートラル。

サフィールのクレムと迷いましたが、

個人的にはクリームナチュラーレの方が好き。

香りがいいし、天然素材Onlyで作られているということもあって

なんか革に良さそう(根拠なし)。

ただ1点不満があって、多分容器が全てプラだからなのではと思うのだけど、

水分が蒸発しやすい気がする。

買ってすぐと、買ってからしばらくしてからだと

クリームの潤い感が全然違うし、クリームの伸び方も違う。

クリームナチュラーレを使うのなら、

他のクリームに浮気しないで使い切るくらいの覚悟は必要かも。

で、クリームを入れて磨いた結果がこんな感じ。

磨き終わったM5-104

だいぶきれいになりました。

某所のいい革なので、復元力も高いのかもしれません。

この後に傷防止や雨対策でワックスを塗布した方がいいのかもしれませんが、

この靴は大事に自然に育てたいので、

今後はニュートラルのクリームだけで手入れしていこうと思います。

どんな風に色が抜けていくのか、すごく楽しみです。

ちなみに、それから約2か月が経ちました。

その後も雪が降るのではという天気になったりしましたが、

幸いM5-104は雨に打たれず、いい感じに履けています。

あれから天気予報は必ず確認するようにしているしね。

まあやっぱり一日の終わりごろには小指の付け根付近が痛くなるので、

サイズミスったかなとは思うのですが、

いつかこれも無くなってくるんですかね…?

まだまだお手入れする必要もないんじゃないかと思うくらい

さて、あれから6回履きました。

「KutsuReco」なるアプリで管理しているのですが、

6回履いたらお手入れする、というアラームを設定していました。

よく「〇回履いたら手入れする」とは見聞きしますが、

履いた時間や履いた環境、保管している環境にもよるので、

これは目安でしかないかなと思ってます。

ではなぜ6回でアラームを設定しているのかというと…特に理由はありません。

強いていうのであれば、私は出社と在宅勤務併用の働き方なので、

1回革靴のローテーションを回すのにも割と時間がかかります。

まあ、完全にその日の好みで履いているのでローテーションもクソもないのですが…

ただ今回のM5-104のように6回履くのに1か月以上かかり、

さらに冬場は暖房つけっぱなしで乾燥しがち…

なのでこのくらいがちょうどいいのかな?と思って設定していた次第。

とくに1月に雨に打たれた直後のことなので、

様子見もかねてということでもあります。

正直、カピって吟面が割れる前に手入れできればいつでもいいと思ってます。

過保護にする必要は一切なし!

という訳で手入れしていきますが、

お手入れ道具

ソールを雑巾で雑に拭いてレザーソールコンディショナー。

今回の汚れ落としはサフィールのクリーニングローション。

優しい汚れ落としです。

汚れ落とししただけでこんな感じのつや。

ユニバーサルレザーローションでもいいかなとも思いましたが、

あちらはオールインワンの製品なのでワックス成分も若干強めなため、

汚れ落としとしての使用は見送りました。

サフィール クリーニングローションでの汚れ落とし後

汚れ落としだけでもつやが出ますね。

そこまで強い汚れ落としではないのと、カルナバワックスが含まれていることが理由かと。

それから安定のクリームナチュラーレ。

そろそろ無くなってきたので新しく買わねばなりません。

細かなゴミも入ってしまっている…

そういえばブリフトアッシュのザ・クリームも気になってます。

バーガンディとネイビーは持ってるんですが、

ニュートラルはついつい増えすぎてしまうのでまだ手を出していなかったんですよね。

迷いどころ。

きれいになったのではないでしょうか。。。

ソールもまだまだ大丈夫そうですね。

出し縫いの糸が見え始めたらハーフラバーを貼ることにします。

せっかくブログ始めたのにこんなに筆不精というのももったいない。

今後はもっと更新していけるように頑張っていきたいですね(願望)。

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